東京商工の調査によると、2022年の情報漏えい・紛失事故は165件(前年比20.4%増)で、年別では2012年の調査開始以降、過去最多となりました。また、事故社数も150社(前年比25.0%増)で、過去最多の2021年(120社)を30社上回りました。事故件数と社数は2021年に続き、2年連続で最多を更新しています。
パソコンの盗難や紛失に遭っても、第三者によるデータアクセスを防ぐことが重要です。
Check Point Full Disk Encryption(FDE、旧Pointsec)は、ファイルやフォルダ単位でなく、OS領域やシステムファイル領域を含めた、ハードディスク暗号化とOS起動前の認証により、情報漏えいを強力に防止します。
ハードディスクにデータが書き込まれる際に、自動で暗号処理を行い、読み込む際に自動で復号処理を行うので、ユーザは暗号化するために特別な操作をする必要がありません。
強固な暗号化と認証、セキュリティポリシーの集中管理で、クライアントPCを積極的に安心して活用できる環境を実現します。
FDE最新バージョンでは、お客様のニーズに合わせた複数の運用方法をご提案します。
詳細はFDEページをご覧ください。
OS起動前の認証機能で、第三者による不正ログインを防止します。
Full Disk Encryption(FDE、旧Pointsec)の認証をパスしなければ、OSを起動することさえできません。
また、ログイン試行回数の制限ができるため、試行回数を超えるパスワード入力失敗時にはアカウントをロックすることが出来ます。
OS領域やシステムファイル領域を含め、ハードディスク全体を自動で暗号化するため、ユーザが特別な操作をする必要がなく、暗号化を意識せずに、これまでと同様にPCを使用することが可能です。
また、ロックを解除するカギそのものも暗号化するため、ハードディスクを抜き取り、何らかのツールで解析を試みたとしても、情報を解読することは不可能です。
FDEのポリシーを1から構築する必要はありません。
すでに用意された3つのセキュリティレベルに合わせればすぐに運用が可能です。
スライドバーを動かすだけで、ポリシーが作成できるので、管理者の設計負担を大幅に軽減できます。カスタマイズ設定も可能なため、自社にあわせた柔軟な設計にも対応しています。
ActiveDirectry(AD)連係機能は、FDEの認証IDをActiveDirectryから取り込むことができます。また、ADとFDEのパスワードも同期する設定が可能なため、IDとパスワードの一元的な運用と管理が可能になります。
EPSサーバで集中管理されているため、適用されているFDEのポリシーや暗号化状況適用一元的にモニタリングすることができます。暗号化されていないPCや暗号化状況適用されているバージョンなどを簡単に把握することができます。
FDE運用にかかせないパスワード忘れ対応やリカバリファイルの回収等の運用のご提供、また、E8xでのFDE運用に必要な専用サーバをメトロがクラウド上に構築します。お客様はE8x FDEクライアントソフトを導入するだけですぐに展開をはじめられます。
ビジネスの安全と信頼を保つ為に欠かせない、“エンドポイント”におけるセキュリティの充実を実現します。