Check Point Endpoint Security E80

エンドポイントセキュリティ対策ソフトウェア 
Check Point Endpoint Security E80とは

エンドポイントのセキュリティ対策と運用には管理者によって設定されたポリシーの強制適用と集中管理が必要です。

E80の集中管理機能は管理者によって設定されたポリシーをエンドポイントに強制配信し適用させることが可能です。クライアント側での設定変更を許可しないのでセキュリティポリシーが維持された継続的な運用が可能です。

各PCに適用されているソフトウェアのバージョン情報やユーザアカウントの管理、ログの一元管理からバージョンアッププログラムの配信もできるため、大幅に運用コストを削減し、エンドポイントのセキュリティ対策をトータルに実現します。

特徴

Check Point Endpoint Security E80では、専用Serverによる集中管理が可能になりました。
ソフトウェアのライセンス管理や、導入されているバージョンの管理、リカバリファイルの収集、ログの自動回収など、一元的な管理により大幅に運用コストを削減できます!

選択できる機能ブレードの種類

Check Point Endpoint Security E80では、エンドポイントに必要な複数のセキュリティ対策機能を提供し、シングルエージェントで動作します。
ノートPCの盗難から情報漏えいを防ぐ、ハードディスク丸ごと暗号化のFull Disk Encryptionと私物USBメモリの制御や外部メディアからの情報漏えい対策ができるMedia Encryptionなど必要な機能のみ選択して導入することも可能です。
更に、追加機能はサーバから強制インストールができるので、計画的にエンドポイントセキュリティ対策を進められます。

集中管理

ライセンス利用状況の一元管理

登録済みライセンスとライセンス利用状況をグラフ表示、一目で状況を把握できるようになりました。
ライセンス管理が容易になり、管理者の負担が軽減できます。

利用バージョンの一元管理

導入済みバージョンをグラフで視覚的に表示するので、導入バージョンの混在状況が一目でわかります。
古いバージョンのまま運用しているPCを即時、把握できます。

アップグレードモジュールの配信

クライアントのバージョンアップは、自動的にサーバから配信します。
管理者は、バージョンアップ対象のPCを絞り込むことが可能なため、サポート終了バージョンを導入しているPCのみバージョンアップを実施するなど、計画的なバージョンアップが可能になりました。

リカバリファイル収集

暗号HDDの復旧に必要なリカバリファイルをサーバに自動回収します。リカバリメディア作成時は、リカバリファイルの一元管理された管理サーバから、容易に作成可能になりました。

ポリシーの強制適用

集中管理機能は管理者によって設定されたポリシーをクライアントPCに強制配信し適用させます。
利用者による設定変更やアンインストールを許可しないので、セキュリティポリシーが維持された継続的な運用が可能です。

ログの自動回収

エンドポイントセキュリティの導入後、管理者の運用負荷を大幅に軽減するには、ポリシーやログの一元管理が効果的です。
適用されたポリシーやログは、EPSサーバで一元管理できるため、インストールされているバージョン情報、適用されているポリシー名、適用されているポリシーの内容などを管理者は簡単に確認できます。

ログの一覧表示

FDEやMEなどの各機能ブレードが出力されるログを一元的な管理が可能です。
ME暗号メディアへ書き出したファイル名など、ファイル操作ログも一元管理できるため、コンプライアンス対策にも有効です。

カスタムレポート

Software Bladeの導入状況や展開状況など、管理者の必要とする任意の項目からオリジナルレポートの作成が可能です。

動作環境

Endpoint Security E80.x 動作環境

クライアント(全機能共通)

OS

Windows 7 Professional/Ultimate/Enterprise
SP1 KB3033929 インストール済み(BIOS 32/64bit, UEFI64bit)

Windows 8 Professional/Enterprise(32/64bit)
Windows 8.1 Professional/Enterprise
SP/Update1なし、Update1あり (32/64bit)
Windows 10 Professional/Enterprise Build:10240,10586 KB3105213 インストール済み(32/64bit)
Mac OS X 10.9.x Mavericks (64bit)
Mac OS X 10.10.x Yosemite(64bit)
Mac OS X 10.11.x El Capitan(64bit)
CPU OSの動作要件に準じる
メモリ容量 1GB以上
HDD容量 1GB以上

管理サーバ

OS Windows Server 2008 SP1, SP2(32bit/64bit)
Windows Server 2008 R2 SP1(64bit)
Windows Server 2012(64bit)
Windows Server 2012 R2(64bit)
Windows 7(※) SPなし/SP1(32/64bit)
※パフォーマンスなどに影響が生じる可能性があるため、評価目的のみの利用を推奨します。
CPU Intel Pentium プロセッサ E2140 もしくは 2GHz以上相当のプロセッサ
メモリ容量 2GB以上
HDD容量 10GB以上保存するログデータにより必要なHDDの容量が変わります。
必須ソフトウェア Microsoft .NET Framework 3.5 SP2 もしくは Microsoft .NET Framework 2.0 SP2 に下位互換性があるバージョン
(例:Windows 7 SP1 にデフォルトで有効になっている3.5.1等)

サポート対象仮想ソフトウェア

VMWare ESX 4.0/4.1
VMWare ESXi 4.0/4.1/5.0/5.1

管理コンソール

OS Windows 7 Enterprise/Professional/Ultimate(32bit/64bit)
Windows 8 Professional/Enterprise(32/64bit)
Windows 8.1(32/64bit)
Windows Server 2008 SP1, SP2(32bit/64bit)
Windows Server 2008 R2 SP1(64bit)
Windows Server 2012(64bit)
Windows Server 2012 R2(64bit)

関連ソリューション

外部への情報漏えいを防止する

ビジネスの安全と信頼を保つ為に欠かせない、“エンドポイント”におけるセキュリティの充実を実現します。