資材の納品に使う顧客の社名・住所をデータクレンジングして正確に把握

  • 再配達コストを削減する
  • 正しい顧客分析をする
  • 顧客の情報を最適化して、顧客とのコミュニケーションの質を高める

製造業の業務でこのようなお悩みはありませんか?

工場作業者、総務、営業などデータ入力者が多岐にわたるため、取引先名(例えばホームセンターの店舗名や運営本部の法人名など)の書き方や精度が人により異なる誰にでも正確で統一されたデータを快適に入力できるようにしたい。

商品型番や資材設置場所の注意書きなどのメモが本来入るべきでない欄に入っていることで、データの統一性がなく顧客データ検索の妨げや重複登録のきっかけになる。本来は別管理するべきなので、メモは分けて管理するようにしたい。

取引先の移転や市町村の統廃合により住所が変わった場合、古いデータや新しいデータがヒットしてしまい、正しいデータを探すのに一苦労。データが適正化されていないままでは、お客様とのコミュニケーションを取る際に失礼になってしまう。

このように顧客データの管理方法に一貫性がないと、送付先誤りによる納期遅延や不要な再配達コストの発生顧客分析が正しく行えない顧客とのコミュニケーションの質の低下などの様々な弊害が起こってしまいます。

「使えないデータ」になってしまう要因

顧客データの登録に一貫性がないから

(人的要因)

表記ゆれ・虫食い・古い・重複などは「一貫性のないデータ」の登録時に引き起こされています。ビジネスの現場ではデータを複数人で入力・管理することがほとんど。人力で「問題があるデータ」をなくすようコントロールするのは至難の業です。

登録されたままメンテナンスされていないから

(経年的要因)

表取引先の移転や市町村の統廃合などで住所が変わった場合でも、更新対策がされていないことが多いです。これらの情報を把握して、自社でメンテナンスすることは困難です。

そのお悩みはデータクレンジングで解決できます

表記統一

補完、更新

(局番、郵便番号、住所)

同一取引先の判定

メトロのデータクレンジングサービスで解決しませんか?

メトロはこれまでにこのような声にお応えしてきました。

解決①

データ入力を担当している工場や総務部門にリソースや専門知識を持った社員がいないため、自社で取引先・顧客データを整備しようとしてもできなかった

「データが整備されていない」と一概に言っても、様々な要因があり扱いにくいデータになっています。メトロのデータクレンジングサービスでは、どこに問題があり、どのように整備することで希望通りにデータを登録・利活用できるのかしっかり見極めて対処できます。

解決②

データ入力を担当している工場や総務部門にリソースや専門知識を持った社員がいない昔から蓄積してきた顧客データも新規に登録するデータも多すぎて、データ整備の効果やコストが分からない。まずは今あるデータがどのくらい整備されていないのか現状把握から始めたい。会社表記の統一や住所補完などの処理を何件実施する必要があるのかを知りたいため、自社で取引先・顧客データを整備しようとしてもできなかった

「データが整備されていない」と一概に言っても、様々な要因がPoCを実施し、どのような目的でデータを利用したいか考慮しながらチューニングすることにより、効果を実感できます。機械的な作業の後に日本住所に詳しい当社のエンジニアが確認することで、より精度が高いクレンジングが可能です。

解決③

データ入力を担当正確に納品するために使う取引先データを整理できればいいので、高度な分析機能はいらない。高機能・高価格のツールが多いが、データクレンジングに必要な機能のみで十分だから価格は抑えたい

基本機能に加え、利用シーンを想定した細かいカスタマイズや機能実装にも対応できます。

解決④

長年使っている使い慣れたツールにデータクレンジングのシステムを組み合わせたい。既存ツールとの相性が気になる

自社開発のAPI形式でのご提供も可能なため、あらゆるツールともシームレスに連携できます。

このように解決しました(製造業A社様の場合)

顧客への納品に利用する社名や住所などの会社情報を複数の拠点にて入力・管理しているお客様の導入事例です。全社で約15万件ほどある顧客データを一元化し、重複登録や記載漏れの確認、取引先の検索を安易に実施したいとのご要望をいただきました。

導入前の課題

データの補完や重複を確認するのに工数がかかってしまい迅速に対応できない

  • 複数拠点でデータを入力するため各人で記入方法が異なっている
  • 顧客情報が重複している など

導入後の効果

入力補助付きのフォーム形式での登録にし、誤り・重複が簡単に確認できるようになった

登録までにかかる時間や不備があった際の手戻りの工数が削減された

メトロはデータクレンジング・名寄せのプロフェッショナルです。お客様の大切なデータを整え、従業員の負担軽減やコストやミスの削減に繋げられるよう、お客様をご支援いたします。

クレンジング

名前の
クレンジング
旧字を新字へ変換、法人格統一、姓名分割、クレンジング後の名前判定など
住所の
クレンジング
都道府県名・市区町村名補完、旧住所を新住所へ変換、住所の妥当性判定など
郵便番号の
クレンジング
郵便番号補完、数字・ハイフン以外の文字判定、クレンジング後住所に対する郵便番号の有無判定など
電話番号の
クレンジング
電話番号市外局番補完、数字・ハイフン以外の文字判定、クレンジング後住所に対する電話番号の妥当性判定など
携帯電話番号の
クレンジング
数字・ハイフン以外の文字判定、携帯電話番号の正当性判定など

名寄せ

個人法人
名寄せ
姓名・法人名、住所、電話番号をキーとして同一人・同一法人を判定し、同一人IDを付与します
世帯
名寄せ
姓、住所、電話番号をキーとして同一世帯を判定し、同一世帯IDを付与します
住所
名寄せ
住所をキーとして同一住所を判定し、同一住所IDを付与します
電話番号
名寄せ
電話番号・携帯電話番号をキーとして同一電話番号を判定し、同一電話番号IDを付与します

関連サービス

データクレンジングサービス

データのビジネス精度をあげることは、企業が効果的な情報活用をおこなう上で重要です。受託でのデータクレンジングサービスから、データ品質を維持するためにお客様業務をふまえたシステム化構築、運用保守までを提案します。

MetrodataQuality

MetrodataQualityは、ベンダーのデータクレンジング製品のオプションとして提供される、日本語のクレンジング処理に特化した製品です。データ磨き名人のノウハウをもとにメトロが開発した、API提供が可能なクレンジング製品です。

データ磨き名人

データ磨き名人は、自社内で顧客データの名前・住所・電話番号・郵便番号など必須項目のデータクレンジングや名寄せ、電話帳データとのマッチングをおこない、データを整備できるメトロのクレンジング製品です。

IBM情報活用製品(Quality Stage)

IBM情報活用製品は、多種多様かつ大量のデータを包括的に管理できる情報統合基盤です。本製品内の名寄せツール「QualityStage」を使うことで日本語に対応した高速かつ精度の高いデータクレンジングを実現します。

データコンテンツ製品(telRESS・JDICS・NDICS・entrySTAR)

電話帳データベースtelRESSをはじめ、全国市外・市内局番辞書JDICS、姓名辞書NDICS、簡易入力/検索ツールentrySTARなど、メトロのデータコンテンツ活用ソリューションを支える自社製品です。顧客の存在確認や情報補完、入力支援等お客様の課題改善やビジネス環境の向上にお役に立ちます。