従来型のオンプレミスの電子メール向けセキュリティソリューションは、クラウドメール向けに最適化されていないため、クラウド環境に適した新たなセキュリティソリューションが必要になります。リモートワークが普及した状況においては、クラウドメールやクラウドストレージへの移行が進み、ユーザーがサイバー攻撃の被害に遭うリスクがさらに高まっています。
電子メールを利用したサイバー攻撃の脅威
企業のデータ改ざんや破壊、窃盗を行うサイバー攻撃は今も増加の一途をたどっています。サイバー攻撃はメールをきっかけとした侵入が9割を占めている状況です。
出典:Check Point社資料より抜粋
警察庁のレポートから見るランサムウェア被害数
企業・団体等におけるランサムウェア被害として、令和4年に都道府県警察から警察庁に報告のあった件数は230件であり、令和2年以降、右肩上がりで増加しています。
フィッシング攻撃数は2020年に倍増
企業に対するサイバー攻撃の95%が標的型フィッシング攻撃をきっかけとしています。APWGのフィッシング活動傾向レポートによると、観察されたフィッシング攻撃の数が2020年まで増加し、2020年1月から12月にかけて倍増したと報告しています。
出典:APWG REPORT: Phishing Attacks Double in 2020 and October Shatters All-Time Monthly Records
クラウドメールから侵入するランサムウェア・フィッシング対策
Check Point Harmony Email & Collaborationとは、
クラウド業務(メール/ストレージ)のセキュリティソリューションです。
ランサムウェア対策
危険な添付ファイルの侵入防止
受信ボックスに届く前にブロック
フィッシング対策
URLは脅威対策エンジンを経由
危険なサイトの接続前にブロック
クラウドデータのセキュリティ対策
チャットツール・クラウドストレージでのファイルの送受信を安全に
Check Point Harmony Email & Collaborationで安全なクラウド業務環境を実現します
Microsoft 365標準機能 |
Microsoft 365標準機能 |
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添付ファイルのアンチウイルス対策 |
△ユーザーPCへ受信後にチェック |
◎受信トレイに届く前にブロック |
スパム対策 |
△対策機能はあるがユーザーの手元に危険な状態で届いてしまう |
◎安全なサイトへのみアクセス可能 |
フィッシング対策 | ||
チャットツール/クラウドストレージの保護 |
×対応なし |
〇対応あり |
- Check Point Harmony Email & Collaborationは、Microsoft 365と共存できることが検証されており、安心して組み合わせられます。
- 他製品は、Microsoft 365と共存できないものがあります。その場合は単一のセキュリティ (非多層防御) となり、防御面で劣ります。
Check Point Harmony Email & Collaborationの高い検知能力
標準機能と組み合わせた多層防御
Check Point Harmony Email & Collaborationの3つの特長
① 危険なURLを検知して接続させない
メール本文内のURLは全て脅威対策エンジンを経由して安全性をチェックすることで、無害なURLにのみ接続許可します。
② 悪意のあるメールを受信前に遮断するからより安全に防御できます
受信トレイに届く前にブロックするのでユーザーに届かない
従来のセキュリティ対策では…
受信トレイに届いた悪意あるメールを削除するまでにタイムラグがあり、削除前にメールを開いてしまう可能性がある
③ チャットツール/クラウドストレージに入り込んだファイルにも対応
次世代アンチウイルスで検出、隔離、削除
対応アプリケーション
チャットツール | Slack、Microsoft Teams |
クラウドストレージ | OneDrive、SharePoint、Google Drive、Dropbox、ShareFile、Box |