2025年7月2日(水)~7月4日(金)の3日間、タワーホール船堀で開催された「第57回流体力学講演会/第43回航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム」において、弊社は講演発表および展示コーナーへの出展を行いました。
ご来場いただきましたお客様および関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
本記事では、当日の様子を交えつつ、弊社の講演発表や展示の内容をご紹介させていただきます。また、講演資料のダウンロードページもご案内しておりますので、ぜひご利用ください。
ご来場いただいたお客様の声
- HimenoBMTのNVIDIA A100での事例では、メモリバンド律速など大変参考になった
- NVIDIA GH200の事例も含まれており大変興味深かった
講演発表「GPU化による高速化事例と留意ポイントについて」

今回の発表では、北大プログラム、および、HimenoBMTプログラムにおけるGPU化の高速化事例と留意ポイントについてご紹介いたしました。
- 北大プログラムにおけるGPU化による高速化事例と、NVIDIA GH200との比較分析
- GPU高速化事例:北大プログラム × NVIDIA A100
- GPU高速化事例:北大プログラム × NVIDIA GH200
- HimenoBMTプログラムにおけるGPU化効果とOccupancyとの相関関係の分析
- GPU高速化事例:HimenoBMT(XL) × NVIDIA A100
以下のような課題を抱えている方へのご支援となれば幸いです。
- アプリをGPU化して処理速度を速くしたい
- GPU化してみたものの処理速度が速くならない
弊社展示ブースのご紹介

展示ブースでは、今回の講演発表と関連するサービスである「GPU高速化サービス」ならびに、研究開発におけるアルゴリズム選定やプログラム開発を支援する「数値シミュレーションプログラム開発」についてご紹介いたしました。
特に「GPU高速化サービス」には多くのお客様から高いご関心をお寄せいただき、具体的な事例を交えながら、GPUを活用したアプリケーション高速化の可能性についてお伝えできたのではないかと考えております。
今後とも、皆様の未来の生活を豊かにする技術の発展に貢献してまいります。
ご不明な点やご質問などありましたら、お気軽にお問合わせください。
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流体力学講演会/航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウムについて
「流体力学講演会」は、航空・宇宙両分野において益々その重要性を持つに到っております空気力学について、我が国の研究者が一同に会してその成果を発表しあう場として、日本航空宇宙学会と日本流体力学会の主催により開催されてきました。
また、「航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム」は航空宇宙技術研究所の時代から宇宙航空研究開発機構の主催で、流体力学のみならず、様々な航空宇宙シミュレーション技術を対象として開催されております。
これら2つを合同で開催することにより、流体力学及び数値シミュレーション技術の分野における研究の発展に寄与することを目的としています。
主催 | 日本航空宇宙学会 ![]() ![]() |
公式サイト | https://branch.jsass.or.jp/aerocom/ryu/ryu57/ ![]() |
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創業50年を目前に控える弊社には、スーパーコンピュータの進化とともに歩んできた歴史があります。中規模の独立系でありながらコンパイラを開発している企業は非常に稀で、事業領域が多岐にわたることからも、あらゆる分野のプロジェクトに携われるところが特徴です。
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