技術と感動をつなぐMetro

Talend Q&A

Talend製品についてのFAQを掲載しています。

Q&A

Talendの概要

Q1Talendとは何ですか?
A1Talend(タレンド)は、システムのバックグラウンドで動作するデータ統合ジョブを、高い生産性で開発できるオープンソースの統合開発環境です。
Q2Talendの特長は何ですか?
A2Eclipseベースのデータ統合ツールで、グラフィカルにデザインするだけ(ノンプログラミング)でJavaまたはPerlのコードを自動生成します。高価なETLツールと同等の機能、性能、信頼性、使いやすさ、運用性を有しています。
手組みのプログラムより5倍から10倍の生産性、有償版でも高額なETLツールの10分の1程度の価格でご利用いただくことができます。
Q3Talendの製品体系はどのようになっていますか?
A3

以下の3種類があります。

  • Data Integration(ETL)
  • Data Quality(Data profilling and Data cleansing)
  • Master Data Management

それぞれにGPLライセンス(オープンソース)、サブスクリプション(有償版)があります。詳細はこちらを参照下さい。
また、有償版にのみ含まれる機能の詳細につきましては、お問合わせ下さい。

Q4Talendの価格体系は?
A4

GPLライセンス (オープンソース) を利用する場合には、無償でご利用いただけます。
サブスクリプション(有償)は、利用者(開発者)の数だけライセンスが発生します。CPUライセンスという概念はありません。
例えば、開発時は10名で実施をし(10ライセンス必要になります)、その後運用フェーズは2名(2ライセンス分)といった費用体系が可能です。

データ量の増加によりハードウェアのスペックアップ(例:4CPU→8CPU)をしても、ライセンスの追加費用はありません。

Q5Talendのサポート体制は?
A5無償版にはサポートがありませんが、Talend社のフォーラム(英語)が用意されているので、過去のナレッジを検索することができます。
また、有償版を購入して頂くと、日本語でのサポートを利用可能です。
Q6データベース製品やERP製品と接続するためのコネクタはありますか?
その価格はいくらですか?
A6Talendは、データベース製品やERP製品と接続するためのコンポーネント(コネクタ)を、標準で600以上持っています(Teradata、Netezza、Oracle等)。これらのコンポーネントはオープンソース版にも標準で含まれていますので追加料金は発生しません。
また、このコンポーネントは、バージョンがアップするにつれて増加しています。Talendのフォーラムには各利用者が作成をしたコンポーネントが公開されているので、それらのコンポーネントをダウンロードして利用することも可能です(例:pdfファイルの出力コンポーネントなど)

ページトップへ戻る

Talendの機能

Talend Open Studio for Data Integration、Talend Enterprise Data Integration共通

Q1どんなファイルを利用可能ですか?
A1

代表的なものを下記に記載します。

  • 固定長のファイル
  • 可変長のファイル
  • csvファイル
  • XMLファイル
  • Excelファイル
  • 各種データベース(Teradata, Netezza, Oracle, Windows SQL Server, PostgreSQL, MySQL)
Q2ログファイルはどのような情報を取得できますか?
A2件数や完了ステータス、実行時間などを取得できます。
Q3ホストの文字コード変換は可能ですか?
A3現時点では対応できません。
しかし、メトロのナレッジでTalendが読み込む前に前処理を実施することで、対応が可能です。
詳細につきましては、弊社へお問合わせ下さい。
Q4ファイルの項目変換や結合は可能ですか?
A4はい。可能です。
TalendにはtMapというコンポーネントが用意されています。このコンポーネントを利用して、ファイルの項目変換や結合が容易に可能です。
他ETL製品をご存知の方は、transformerやExpressionと同様の機能であるとお考え下さい。
Q5パフォーマンスについて教えてください
A5他ETLと同等です。有償版であるTalend Enterprise Data Integrationを使うと、パラレル処理が可能です。

Talend Enterprise Data Integration

Q1チームで開発業務を行いたいのですが、製品は何を利用すれば良いでしょうか?
A1GPLライセンス(オープンソース)であるTalend Open Studio for Data Integrationは、シングルユーザで利用することができます。マルチユーザで利用する場合には、有償版であるTalend Enterprise Data Integrationを選択してください。
また、有償版には様々なエディションが用意されているので、詳細は弊社へお問合わせ下さい。
Q2ジョブを更新していくにつれて、更新内容を把握できなくなるケースがあります。 Talendには対策がありますか?
A2

選択したジョブの詳細な内容をHTMLドキュメント化できます。この内容は以下のものが記載されます。

  • プロジェクトの説明
  • ジョブ及びコンポーネント
  • ジョブビューパラメータ
  • ジョブプレビュー
  • 使用されたコンポーネントのリスト及びコンテキストとその値のリスト

設定により、ジョブが生成、保存または更新されると自動でジョブの内容をドキュメント化することも可能ですので、変更内容を確実に把握することができます。

Q3プロジェクトが進むにつれて、ジョブの差異がわからなくなってしまうケースがあります。Talendには対策がありますか?
A32つのジョブで使用するコンポーネント及びコンポーネントパラメータにおける差異と、コンポーネントを接続するために使用されたリンクにおける差異を一覧表示することが可能です。
Q4ジョブの監視は可能ですか?
A4はい。可能です。
有償版を購入していただくと、ジョブの監視サーバを利用できます。

ページトップへ戻る

コネクティビティ

Q1Talendが接続できるデータベース製品はどのようなものがありますか?
A1Oracle、SQL Server、DB2、Sybase、SAP R/3、Teradata、Netezza、MySQL、ODBC、JDBC、DB2/400、AS400といった製品はもちろんのこと、その他SASやSPSS、Firebird,GreenPlumといったコンポーネントを標準で用意されています。
Q2複数のCSVファイルをインプット/アウトプットすることができますか?
A2はい。可能です。
CSVに関するコンポーネントも標準で組み込まれています。
Q3その他製品で接続できるものはありますか?
A3Salesforce.com、Hadoopといった技術とも接続することができます。

ページトップへ戻る

その他・気になるご質問

Q1Talendを利用するにはどのように進めたら良いですか?
A1

Talend Open Studio for Data IntegrationはGPLライセンス(オープンソース)ですので、無償で利用することができます。Talend Open Studio for Data IntegrationはTalend社のホームページからダウンロードできます。
メトロでは、無償版の利用に関して、オリジナルトレーニングや、日本語のオリジナルドキュメントを用意しています。詳細については弊社へお問合わせください。

株式会社メトロはTalendのゴールドパートナーです。

ページトップへ戻る

関連ソリューション

サイロ化され、散在する様々な形式のデータを統合して、有効活用するための情報基盤を構築します。

蓄積された情報資産を多次元分析や可視化することにより、日常業務や経営戦略の改善・促進を支援します。

お問合わせ

営業による訪問、資料請求も承っております。

  • ソリューション/製品に関するお問合わせ
  • その他のお問合わせ

セミナーの紹介

ソリューションや製品に関するセミナーも行っております。お気軽にご参加ください。

申込受付中のセミナー

現在受付中のセミナーはありません。

ページトップへ戻る